自分の好きな舞台がなんなのか

についてずっと考えてるし今も考えてるけど、結局結論は出てない。
2.5があんまり好きじゃないっていうのはよく言ってる気もするけど、正直楽しんだ2.5作品はテニミュ含め結構たくさんあるんだよなー。
ただその場合クオリティは度外視で、「舞台作品として」というより「エンタメとして」楽しんでる気がする…。
マジフォーとかめちゃくちゃ楽しかったけどライブパートの楽しさ以外の全てが低クオリティですごかったもんな(悪口)

だから原作が好きなわけでもない2.5ってエンタメとして楽しむことができなくて、舞台作品としても良いと思えなくて結果的につまんね~!!!!!になっちゃうんだろうな。
そもそも原作を知らない2.5をあんまり見に行かないけど…今年で言ったらマッシュルくらい…
でも2.5が好きな人って原作を知らない2.5でも普通に楽しんでハマってるからすごいなーと思う。

 

今のところ今年観た舞台の中でめちゃくちゃ良かった!!!!!って思ったのって、テニミュはなんかもう別枠なんだけど(?)、
千と千尋の神隠し、ジキル&ハイド、星組1789、ファントム、アナスタシア かなあ~。
せんちひはミュージカルじゃないけどこうやって並べるとやっぱり楽曲の良いミュージカルが好きなんだな。
せんちひに関してはセットの使い方、アンサンブルの使い方、パペットの使い方とかが舞台作品としてほんとにほんとによかったのでめちゃくちゃ好き。

他に見たミュージカルで言うとマリー・キュリーも好きだったしなんなら一番泣いたんだけど、脚本にん?って思うところがあったのと、曲がそこまで刺さらなかったなーーーという記憶…マリーとアンヌのデュエット曲しか覚えてない。
ムーランルージュもとにかく派手でショーアップされてて楽しかったんだけど、ジュークボックスミュージカルがそこまで好きではないというのがあり…
(正確に言えば作曲家が全部同じならジュークボックスミュージカルでもいいんだけど、違う作曲家の曲が寄せ集められてるとどうしても作品として統一感に欠ける印象になる気がする)

 

あんまり意識してなかったけどわたしの中で楽曲が好きかどうかってかなり重要な要素なのかもしれない。
それこそオペラ座の怪人とかとにかく曲が大好きすぎるから一番好きなミュージカルだもんな~。ストーリーは別に面白くないけど。
あとはやっぱり豪華な舞台装置とか衣装とか見るのが好きだから、それらの欲を全部満たせることが多いのがグラミュって感じなのかな~。わからんけど……

テニミュ4th六角の話

めちゃくちゃ楽しくね???????
いやほんとに楽しすぎて困る。推しキャラと推しカプが出てる氷帝公演より楽しんでるかもしれない………
六角こそほんとに地方含めて3公演くらいでいいやって思ってたのに5倍くらいは行くと思う。大阪も行けるスケジュールにしとけばよかった………

六角はやっぱり徹頭徹尾「楽しむためのテニス」なのがいいよねー!!!コートで会おうは歌わないけど。
でも今回の六角校歌の「そうさテニスを楽しもうぜ」「いつもテニスを愛してるぜ」って歌詞もめちゃくちゃ好きだ……。
というか今回本当に曲も振り付けも良くて、ガムシャラエンジョイも六角校歌も大好きすぎる!!!!!
ガムシャラエンジョイのさ~~「胸を張って戦うぜ~」で拳で胸2回叩いてから突き出すとこと「ガムシャラエンジョイ!」で腕ぐるぐる回すとこほんとに好きすぎて全員見たくて目が足りない。
六角校歌はもうみんなでわちゃわちゃしてるのが可愛すぎて何もかも好き。早くドリライでタオルぶん回させてくれ!!!!
「先輩だけれどみんなが友達!」って剣太郎が歌うとこハァ~~~~可愛い………ってなるしイルカに乗って後ろ通過するオジイ面白すぎる。
なんかああいう賑やかな曲でダビデが楽しそうにしてるのがめちゃくちゃ可愛いんだよな……。

試合もまじで全部楽しい。首藤がずっとベンチで楽しそうにしてるのがめちゃくちゃいいんだよねー。あとD2で亮と剣太郎がベンチデコってるの可愛いよね……
試合曲だと菊丸印のステップの曲が好きすぎてほんと見ながら息切れしそうになるくらい楽しい。
「悪いけど菊丸、真ん中を…」「「「さ、三人いる~~~!?!?!?」」」の流れでテンションぶち上がっちゃう。
あと「ダメじゃん、俺をフリーにしちゃ」からのイントロ流れてサエさんソロ始まる流れもめちゃくちゃかっこよくて好きだし、ダメじゃん俺をフリーにしちゃ~♪と同じメロディで不二がダメだよ僕をフリーにしちゃ~♪って歌うのも激アツだし、二人とも音外しまくってて正しい音程が全然わかんないのも最高すぎる(?)
というかD1は4人とも歌割とアレよな。4人で歌うとことかなんかもうすごいもんな。フォロワーにわたしが喜びそうだと思ったって言われて笑った。
D2のダブルス~~~~~スーパーデラックス♪♪♪も大好き。ダビデの好物がいちごチョコパフェスーパーデラックスというのを初めて知ったけどその要素入れてくるのおもろいな…
ビビデ♪バビデ♪ダビデ♪バネで♪とかバリバリバネさん魂とか全体的に歌詞が頭悪くてめっちゃいい!!!
ダビデの顔が良すぎてついダビデの顔見ちゃうけど、青学ベンチで36が女子になってるのも見たいし六角ベンチで桃城とタカさんが六角にもてなされてるのも見たいしこの曲まじで目が足りん。

S3のガムシャラエンジョイリプライズでさ、
青学が「どんな状況になってもあいつらテニスを楽しんでる 好きがプレイで伝わってくるぜ 六角のテニス」って歌って
六角が「どんな状況になっても打ち合って心を通わそうぜ チーム団結伝わってくるぜ 青学のテニス」って歌うとこめちゃくちゃめちゃくちゃ好き!!!!
好きすぎて毎回涙ぐんでるし今も思い出して泣きそうになった。
青学と六角の特色がよく表現されてるなって思うし、それぞれが相手校のテニススタイルをリスペクトしてるのが伝わってくるのも好き。
特に「好きがプレイで伝わってくる」六角のテニスっていうのがめちゃくちゃ好き。好きだ~~~~!!!!!六角………好きだ……………(発作)
あとS3の青すぎモテ太郎(誰?)の曲とか、試合中剣太郎がベンチ戻ってくるとことかでも思うんだけど
六角はみんな友達!仲良し!だけど、やっぱりみんな剣太郎に対しては「可愛がってる」って感じなのがまたいいんだよね~~~~。
ドリンク飲んでる剣太郎にダビデが頭ポンポンしてたの可愛すぎた。
鶴くんの剣太郎はどんな役作りだったんだろうなー見てみたかったなとも思うけど、ほんと宮脇くんの剣太郎がよすぎて稽古期間10日とかでこんなに仕上げてきてくれたことに感謝だよ……


まあでもぶっちゃけ初見のときは一幕テンポ悪くない!?ってヒヤヒヤしたとこもあって、
最初のOver take me(氷帝戦振り返り)からのDrive Your Dreamsとか、100人切り~氷帝4人曲とかはなんか…話を早く進めろよみたいな気持ちになった(?)
氷帝リポートとかも最初はこれいるか?って思ったけど(氷帝のオタクとは思えない発言)なんかいつの間にか日替わりパートになってたし面白いし跡ジロなのでオッケーです。
そう考えるとちゃんと氷帝の出番を作ろうとしてくれたところに違和感を覚えてるのおもろいな。氷帝のオタクに配慮してくれた香ちゃんの涙ぐましい努力が……
というか個人的には関東大会で負けた後の氷帝3年は部活続けてないだろうと思ってるので(氷帝狂騒曲の回でジローがっくん忍足は完全に制服だったし、宍戸さんも後輩に夏休み中だけ見てやるって言ってたし)
香ちゃんが氷帝を悲劇のヒロイン風に描いてるのがなんかオモロいな…と思う。まあ深い意図はないのかもしれないけど……でもそのおかげで宍戸さんが出演(声のみ)してくださったのでね……感謝だよ。
あと二幕の青学の柱ソングが挿入されるのも今!?ここでやるの!?!?ルド吹かせめて関氷でやっとけとは思ったけどあの曲自体は好き。ていうかイントロが逆転裁判すぎない??裁判始まったかと思ったわ。
でも2回目からはそれも全部気にならなくてとにかく最初から最後まで楽しい!!!!!って気持ちで見てる。

というか多分六角を楽しみにしすぎてて六角を早く出せよ!!って思っちゃってたからテンポ悪く感じてたんだけど、
今回は六角の前に緑山があるからまあ最初出てこないのは仕方ないんだよな。Drive Your Dreamsとか100人切りとか入れなかったらそれこそ1時間くらい六角出てこられないし…
でも緑山戦もめちゃくちゃいいよねーーー!!!!コンパクトにまとまってるけど試合描写しっかりあるし。校歌まであると思わなくて嬉しかったー。オキラクちゃんだけじゃなくてほんと全員良い。
これならボーイズじゃなくてちゃんとネームドでキャスティングすればよかったのではとも思うけどまああれ以上出番増やせるわけではないしな……
でもしっかり緑山の人気がオタクたちの間で急上昇しててボーイズたちも嬉しいだろうな~!!!って勝手にワクワクするね。わたしも航きゅんのことめちゃくちゃ好きになっちゃったもんな…
選手宣誓の緑山パートの「無駄を制してコート揺らす緑山登場 受け取れ果たし状」めちゃくちゃ好き。果たし状グッズで売ってくれ(?)

カラマリ舞台の話

千秋楽お疲れ様でした。

なんか初日(通常エンド)見て散々こき下ろしちゃったんだけど、火曜日にゼロエンド見たらいい意味で印象が変わった舞台だったな。
というより、ゼロエンドやります!って発表されたときにゼロエンドってどのエンディングのこと言ってる…?って思ってて…無印の方にも冴木エンド(っていうか柳ルートバッドエンド?)ってあった気がするけど、市香ちゃんがアドニスの一員になったとこで終わって……で、その続きがアンリミテッドのアドニス編だったと思うんだけど、舞台のゼロエンドはそのアドニスの一員になったところで終わるってことかと思ってたんだよね。
そしたらアンリミテッドのアドニス編を最後までがっつりやってくれたからめちゃめちゃ嬉しくなってしまった……。やってくれたらいいのにな~って思ってたけど尺的に絶対無理だろうとも思ってたから、ゼロエンドの初日びっくりしたよ……!え?これもしかして最後までやってくれる!?ってストーリーの陰惨さとは裏腹にめちゃめちゃわくわくしながら見守ってしまった。(そして確かにユダ探しのくだりバッサリカットすれば尺的にも足りるのか…という気づき)
わたし基本的に乙女ゲームのファンディスクってそんな好きじゃないけど、カラマリに関しては無印から全ルート合わせてアドニス編が一番好きかもってくらいアドニス編がめちゃくちゃ好きだった(し、プレイしてて楽しかった記憶が強い)ので、もう本当あの冴木くんとのデート場面が見られただけで来てよかったー!!!って思った。過去の楽しかった思い出も全部残ってるけどあの頃にはもう絶対に戻れない切なさとか、冴木くんも苦しんでるはずって信じたかったのに納得のいく理由を見つけさせてもらえない苦しさとかが大好きなんだよなあのシーン……。
アドニス編って一応プレイヤーは市香ちゃんとして操作してるけど、実際はプレイヤーも市香ちゃんが何を考えてるのか、本気でアドニスに忠誠を誓ってるのかわからないままなんだよね。それが舞台になったことで市香ちゃんの心の動きを客観的に見ることができてよかったなと思うし、昔みたいに話してくれって言われて感情を抑えきれなくなる市香ちゃんのお芝居がすごくよかった。

ていうかこれは通常エンドでもそうなんだけど、キャストのお芝居は本当にみんなよかったな~。特に印象に残ったのはやっぱり松田岳の白石さんなんだけど(ゼロエンドで自害するときの一連の動きすごすぎ)、冴木役の平井雄基もよかったな。冴木モードでほーしのっ!て声掛けてくるときの絶妙なうさん臭さとか……
広井くんの吉成くんは、わたしは正直広井くんの体格の筋肉質な感じってカラマリの世界観と一致しないのでは………って思ってたし今も割と思ってるんだけど(なんせ花邑まい絵の男はどいつもこいつもガリガリなので)(そして2.5である以上は演技だけじゃなくビジュアルから成る世界観も重要なのではと思っているので…)お芝居に関しては安心して見られて、わんこな後輩としての顔も現役SPとしての顔もしっかりこなしていたなぁという印象だった。あとアクションシーンがめちゃめちゃかっけ~ので見られて嬉しかったな…。そして何気に日替わり担当だったし、後半にいくにつれてどんどん日替わりパートがカオスになってて面白かった。でもああいうのを一切恥じらいなくやってのけるのってめっちゃ広井くんぽいな……。

ゼロエンドに分岐するのって二幕の途中からなので、一幕はどうしても退屈だなー冗長だなーって思っちゃったのはまあ最後まで変わらなかったんだけど、
わたしがゼロエンドの展開を舞台で見られて嬉しい!!!って思ったように、通常エンドのあの展開も舞台で見られただけで嬉しいって思う人もいるよなそりゃそうだよなというのを今更ながら理解できたというか(?)、まあそもそも話が長いから詰め込み詰め込みになるのは仕方ない部分もあるし、私が柳さん×市香ちゃんにしっかり萌えを感じられていれば通常エンドもちゃんと楽しめてたのだろう…という結論に至った。
萌えなかったわけではないんだけど…………なんかこう「私、今この人に恋してます!!!!!!!!」な表情とか雰囲気出すのって、男役×娘役よりリアルな男女の方が難しいんだろうなーと思ってしまったんだよなー。まあここに関してはあんまり触れないでおきますが……

そんな感じで最終的には楽しく千秋楽を迎えられたので良い思い出になった。
アンリミテッドの他の話は多分やらないよな~~、今回のグッズでアンリミ衣装着てたし……てか基本的にくっついたあとの話はそもそも蛇足と思ってる派なんだけど、アンリミの白石さん編だけはちょっと見たいな…松田岳の白石さんで…
もしくはサイドストーリーの峰岸さん吉成くんの話を一幕二幕でやるとか…まあないだろうけどそういうのがあったら行きたいなーと思った。
カラマリ舞台、岡崎編のときから若干気になりつつも一度も行けてなかったので、最後に広井くんにきっかけをもらって行くことができてよかったな~。ありがとう!!!

舞台カラマリ柳編初日感想

千秋楽まで見たらもしかしたらいろいろ感想が変わるかもしれないなと思ったので、とりあえず初日を見た時点での感想を記録しておきます。

 

カラマリ原作は4年くらい前にFD含めトロコン済で、シナリオだけでいえば自分の中でかなり上位に入る好きな乙女ゲームなんだけど
なんか舞台版見て思ったのは、本当にシナリオの全部を脚本に詰め込もうとして必死だったんだな…と……。
柳ルートって一番長いからそりゃ全部の要素を入れようとしたら休憩込み195分でも足りないだろうと思うし(実際全部は詰め込めてなかったし)
かといってカットや改変しまくったら作品そのものが変わっちゃいそうだし原作オタクもうるさいだろうし、って考えるとこれが落としどころだったのかなーというのはわかる。わかるんだけど…………
特に一幕、原作のセリフと地の文をずっと役者が(ほぼ)突っ立って喋ってるだけの芝居で、これって舞台でやる意味…ある…?って思ってしまったんだよな。
話が知りたいだけならゲームをやればいいわけで…でもキャラクターが三次元に存在して動いて喋ってることが2.5でやる意味ではあるし、好きな役者の芝居を見られるという意味でも舞台でやる意味はある…のか…?って思ったらマジでわけわかんなくなった。
でもやっぱり「私は○○した」みたいなキャラクターの行動をモノローグの体でキャラクターに言わせて、実際に○○するシーンを演じず次のシーンにいっちゃうみたいなのがありすぎて気になった。別にゲームならそれでいいけど、演劇でそれをやるのはおかしくね????そもそもモノローグに頼りすぎなんだよな。それをどう処理するかがゲームを脚本化するにあたっての脚本家の腕の見せ所なんじゃないでしょうか?知らんけど。

あとこれは別に良い悪いの問題じゃないと思うけど、キャラクターがずっと話し掛ける相手の方を見て喋ってるから基本的に役者の横顔しか見えないのも気になった。
ていうか昨日はドセンだったから基本的に横顔が見えてたけど、これサイドだったら自分側に立ってる役者はずっと後頭部しか見えないわけで……それはまあそういうもんかなという気がしなくもないんだけど、あんまりこれまで見た舞台でそこが気になったことがなかったからなんでだろーって思った。基本的にずっと会話劇だったからかな……

二幕は割とアクションシーンが入ってきたり遊びの部分になりそうなシーンとかがあって一幕よりは楽しめたんだけど、やっぱり基本的には原作のセリフをキャラが喋ってるだけに感じたかな……
全編通してセットの転換とかほぼないしね。一部分が回転して事務所になったり市香ちゃんの自宅になったりしてたけど。まあこの手の舞台でセットが豪華なのが正義というわけではないですが…
このセット多分シリーズ通してずっと使ってると思うんだけど、衣装とウィッグもずっと使いまわしだろうし(キャス変したキャラは除くとして)あんまお金かかってなさそうとか思ってしまったすみません。節約できる部分を節約するのはいいことだよね(?)

 

てかさ、これが真相編なわけじゃん?シリーズものでこれまで何作も舞台やってきてずっと明かされてなかった(全員わかってただろうけど)ゼロの正体が今回やっと明かされたんじゃないの?
原作でゼロの正体が明かされるときって、プレイヤー含めてもうみんな誰がゼロかわかってるけど認めたくなくて、でも柳さんに状況証拠でこいつしかいないだろうって一人に絞り込まされて、最終的にプレイヤー自身に黒幕の名前入力させられるんだよね。あそこって市香ちゃんのその名前を言いたくないって気持ちとプレイヤーのあのキャラクターが黒幕だと認めたくないって気持ちがリンクして、めちゃくちゃ緊迫感あってドキドキしたし印象的だったんだけど、舞台だとゲームのそのシーンでかかってたBGM流してただ市香ちゃんに黒幕の名前言わせるだけでさ……
なんか…あそこだけでももうちょっと……どうにかならんかったか……?という気持ちになってしまった。
乙女ゲームの2.5だとシャレマニを3年くらい前に見たのが最後で、これも割とサスペンス寄りの話だけどここまであれこれ気になった覚えがないんだよな。でもこれも改めて見たらうーんって思うのかな…
あの舞台は今にして思えば推しキャラを演じたのが萩尾圭志だったということが一番の問題点だよ(?)

 

ただやっぱり前日に宝塚を観てしまったのがいけなかった気はする。
カジノロワイヤル、話はマジで面白くなかったし(てか007って絶対こんな話じゃないだろ)急にイルカの生態について歌い始めるの何?って思ったし敵がいきなりラスプーチンなりきり(?)して出てきたのとかマジでポカーンって感じだったんだけど
クソデカルーレットのセットとかめちゃくちゃテンション上がったし、やっぱ宝塚の醍醐味は盆回りまくりせり上がりまくり!ド派手舞台装置!キラキラドレス!スーツ!大階段!大羽根!パレード!だからさ……
別にそういうのをスぺゼロ規模の2.5でやれと言っているわけではなく(あたりまえ体操)自分が元来そういうお金かかってそうな舞台を好む人間だから、その翌日にカラマリを見に行ったのがよくなかったね…という話です。
わたしは観劇が好きなわけじゃないのかもしれないというのは常に思ってるけど、やっぱり宝塚は好きなんだよね…大変不本意ではありますが……(不本意なんだ)

 

役者はみんなよかったです。特に松田岳の白石さんはほんとに喋りも動きも見た目も白石さんそのものですごいよかった~~。白石さん編を見に行けばよかったかもしれん。
あと市香ちゃん役の本西彩希帆ちゃんめちゃくちゃいい声というか歌上手そうな声だな~と思ったんだけど実際どう?(?)
広井くん目当てで見に行ったので吉成くんには逆に言及しづらいみたいなとこあるけど、わんこで可愛かったし敵に気づいた瞬間の表情の切り替えもよかったしアクションもバリバリやっててええやーんってなった。
出番が少ないのはまあ、それはそう……って感じだけど……。むしろ思ってたよりは見せ場あったかも。香月とのなかよぴ設定がちゃんと生きててよかった。

あれこれ言ったけどまあまだ初日だし、ゼロエンドがどうなってるのかは今のところ純粋に楽しみなので期待しております。

マチルダを見た

先週マチルダのミュージカル見てきたんだけど、自分的にまったく刺さらなくて全然良いと思えなくて、それが結構ショックだったので今更自分の気持ちを整理します。

 

見に行った理由は昔から原作が大好きで海外でミュージカルになってるのも知ってて、それがいよいよ日本初演!!!ヤッター!!!!ってなったから。
初報出たときからめちゃくちゃ楽しみにしてたし、キャスト発表されたらゆうみちゃん(咲妃みゆ。ゆうみちゃんのお芝居と歌声がめちゃめちゃ好きなので)がいたし、その他もプリンが結構手堅い実力者揃いでこれはホリプロめっちゃ気合入ってるんじゃない?ってほんとに期待値上がってたんですよ。まあ実際気合は入ってたんだけど……

とりあえずめちゃくちゃ簡単にあらすじを言うと、天才少女のマチルダ毒親と毒校長(?)をとっちめて、最後は自分を理解してくれる優しい女性教師と一緒に幸せに暮らせることになりましたみたいな感じ。その大筋は原作通りなんだけど、マチルダがやたらと親や校長の行いに対して「正しくない!」って主張するキャラクターで、一番メインというか主題的なナンバーの歌詞も「何もしなきゃそれでいいと言ってるのと同じ、それは正しくない、正しくないなら正しくしなきゃ」って感じで、とにかく「正しさ」に重きを置いた作品になってた。
でもさ、原作のマチルダって全然品行方正な少女として描かれてはいないと思う……。頭はめっちゃいいけどその頭の良さを使って両親に割と陰湿な嫌がらせ(父親の帽子の中に接着剤塗りたくるとか、シャンプーに脱色剤混ぜるとか)してるわけでさ……。親はほんとにクズ人間だから仕返しされて当然だしそれが面白い部分なわけだけど、マチルダのしてることは「正しい」行いではなくない?
あともう前後がどういう場面だったのか忘れちゃったけど、校長が子供たちに酷い目に遭わされて出て行ったあとミス・ハニー(女性教師)が「おもしろかったわね~」って言うのもモヤモヤした。そのセリフがここ笑いどころですよ!ってポイントでもあるんだけど、「正しさ」を説きたいならそこで笑いものにしちゃダメ…じゃない…?いや悪者だったら笑ってもいいのか??倫欠だから「正しい」ってなんなんだ……??って考え込んでしまったね。

ロアルド・ダールの作品ってクソみたいな大人が報復されて痛い目を見るっていう広義のさるかに合戦みたいな話(?)ばっかだけど、そこに啓蒙的な意図を感じたことが全くなかったからなんか……そうか………(?)みたいな気持ちになった。ダールって単に人が不幸になってるのを見て指さして笑うのが好きなんだと思ってたから(失礼すぎるだろ)
というかダールの書くクソみたいな大人ってリアリティないし、キャラクター性がもはやファンタジーだから現実世界とリンクさせて考えたことがなかったんだよなー。こんな人間現実には絶対いないし、だからこそ仕返しされてギャーギャー喚いてるのが面白いよねみたいなさ。わたしの感じ方が間違ってたんだとしたらそれまでだけど…

 

そういう感じでわたしが求めてたものではなかったというか、わたしが小さい頃からこういう作品と思ってたものの舞台化ではなかったな……という話でした。
上で言ったのとはまた別件で、原作にはなかったオリジナルエピソードも個人的にはしっくりこなかったかな……。でもそういう設定にすると舞台映えもするしストーリーとしてドラマチックになるよねっていうのもわかるからまあ否定はしないけど…。
というか全体的にnot for meだっただけで舞台としてはクオリティが高かったな~と素直に思う。ほんと上手い人ばっかだし舞台セットも衣装も演出も凝ってて目に楽しかった。ただ楽曲が全然刺さらなかったのでそこもわたし的にはダメだったんだな…

 

ていうか(以下チャリチョコ映画の悪口になるので好きな方はお気を付けください)
チャーリーとチョコレート工場の映画もさ、原作に存在しないウォンカの過去を付け足されてウォンカがこういう人間になったのはこんな悲しいトラウマがあったからなんです!みたいにされたのマジで解釈違いすぎて怒り狂ったな……絶対ダールってただキチガイを書くのが好きなだけじゃない?知らんけど。じゃなかったらあんなにキチガイが出てくる話ばっか書けんやろ。少なくともウォンカに悲しい過去があって…みたいなのは絶対考えてないね!!!このカシオミニを賭けてもいい!!!
そもそもさ、映画になる前わたしが読んでて大好きだった邦訳のタイトルは「チョコレート工場の秘密」だったからチャーリーとチョコレート工場ってタイトルも嫌いだし(でもそう呼ばないともう伝わらないからチャリチョコって呼んでるけど)、ウォンカじゃなくてワンカだと思ってるし、映画化に合わせて新訳版が出たと思ったら翻訳がクソすぎた上に翻訳者がなぜか自信満々であとがきで旧訳版をこき下ろしてたのもありえなかったし、新訳版が出たせいで旧訳が絶版になったのもめちゃくちゃ恨んでるし、18年経った今でもわたしは定期的に新訳版のAmazonの★1レビュー見に行って新訳アンチに共感してるからね。不毛すぎ。一応共有しておくね(いらん)
https://www.amazon.co.jp/product-reviews/4566014118/ref=acr_dp_hist_1?ie=UTF8&filterByStar=one_star&reviewerType=all_reviews#reviews-filter-bar
今度チャリチョコも東宝でミュージカルやるけどこれは原作じゃなくて映画の舞台化だよねー。海外では評判いまいちだったっぽいけどそうすると逆にわたしには刺さる可能性もあんのかな(あるか?)

 

あと全然関係ないんだけど、ゆうみちゃんってでかい舞台バンバン出てて今や大人気ミュージカル女優なのにまだ宝塚時代のFCの代表さんがチケット取り次いでて、マチルダでも宝塚と同じようにチケ出ししてて(※代表が毎日その日の分の全チケットを持って劇場に立っててオタクが取りに行く)まだそれやってんの!?!?ってびっくりした……大変だな~~(代表もオタクも)

ジキハイめちゃくちゃよかった日記

ジキル&ハイド昨日のソワレ見てきて、もーーーーーめちゃくちゃ良かった最高だった今年ナンバーワンでしょ!!!!(まだ3月)ってめちゃくちゃテンション上がったしかなり久しぶりに自主的にスタオベしたいと思った舞台だったんだけど、日程的に厳しすぎてチケット増やせそうにないのが悲しい…。年度末はきついよー!!!
でももう一度だけ見られるとしてもキャストでめちゃくちゃ悩むからいっそ見られなくてよかったのかも……(?)
あっきーヘンリーもれなちゃんルーシーも見てみたいけど石丸ヘンリー真彩ルーシーももう一回見たいんだよな。。

 

ジキハイはそもそもこれまで見たことがなく、原作も読んだことがなく…だったんで見るまでの前知識としては

・ジキル博士が変な薬でもう一人の人格を生み出す
・時が来た(いろんなミュージカル特集で歌われてるから聞いたことある)

の2点だけだったんだけど、話としてはマジで正直「薬で二重人格になってしまった博士が破滅する」っていうそれだけなんだよね。だからストーリーが面白い舞台ってわけではないのかもしれない…
実際一幕は話の立ち上がりが遅くて、理事会の場面もそんな長々歌わなくていーよー結局博士が自分で薬飲むんでしょ?早く話進めて?って思ったし、結局ヘンリーがハイドになったとこまで?なってすぐ?で終わるからびっくりした。二幕もめちゃくちゃ話が動くかと言えばそういうわけでもないんだけど、派手な演出でテンポよく人が死んでいったり、かと思えばルーシーの部屋にハイドが来るシーンはじりじりした緊迫感が張り詰めてたりって緩急がすごくよくて、ルーシーのソロもルーシーとエマのデュエットももちろんヘンリーのソロも聞きごたえあって…で二幕がほんとに体感あっという間だった。楽しかったなーーー。
人が死んでくときの演出がどれもすごくて、あの一瞬で何がどうなったんだ…みたいな仕込みがたくさんあって楽しかった。あとルーシーの倒れ込んだベッドにどんどん血がに滲んでいくやつ本当にびっくりしたんだけど!あれどうなってるの…
あと照明が景気よくビカビカ光ってて楽しかった。客席前方も結構ライト当たってたように見えたけど眩しくないのかな?
セットもいいし薬のリアリティもいいしお金がかかってる舞台はいいねー。ドレスがペラペラなのだけは残念だったけどまあしゃーない…
関係ないんだけどラスト、信頼してる相手に自分を撃たせて最愛の人の腕の中で息を引き取って幕…ってこれまんまファントムだな…とか思った。石丸幹二ラブネバーダイでファントムやってたし…(?)

 

あとはほんとに曲がどれもよくて、ミュージカルで一番大事なのって楽曲だよな…!って再認識するなどした。
ワイルドホーン楽曲って好み分かれる気がしてるけどわたしは大好き。笑う男とかマタハリとかも好きだったな。
そしてワイルドホーンを歌いこなせる実力の人たちばっかりの座組だったのがほんとにほんとに最高だった!!!
でも時が来たってテレビやらなんやらで歌われてるの聴いたときは名曲だなーとしか思ってなかったけど、あの場面であんな前途洋々というか希望に満ち溢れた雰囲気の曲歌うのおもろいな……まあこちらは先の展開を知ってるからそう思うだけで、実際ヘンリーの心境としてはあれで正しいんだと思うけど……。
石丸幹二が芝居も歌も上手いのなんて今更言わなくても全員知ってるよって感じだと思うんだけど、ほんとに笑っちゃうくらい上手い。すごい……。
ヘンリーが初めてハイドになるときの切り替わり方とか、二幕のヘンリーとハイドが交互に出てくるようなソロ?デュエット?とかもうホントすごかった。どうやったらあんな歌いながら瞬時に演じ分けられるんだろう……これはあっきーもどんな感じだったのか見てみたかったなー。
真彩ちゃんは笑う男ぶりに見たんだけど、思えばデアは細くて綺麗な声で歌う役だから、退団後にルーシーみたいな役で力強く歌い上げる真彩ちゃんの歌って初めて聞いたかも。宝塚歌唱じゃなくなってて、力んでも全然声がぶれなくてあのほっそい体で声量もあってほんとにめちゃくちゃよかったな……。ファントムますます楽しみになった!!
ただルーシーって、多分ちょっと頭が弱くて人に愛されることも知らなくて、だから娼婦としてじゃなくルーシー自身を見てくれたヘンリーを好きになって…っていう役なんだろうけど、ちょっと真彩ちゃんって普段の元気で闊達としててハキハキ賢いイメージがありすぎるんだよねww芝居歌はすごくいいんだけど、普通のセリフだとどうしてもルーシーというより真彩ちゃんに見えちゃったかも。まあそれはこちらの先入観のせいなんですが…
桜井玲香ちゃんはやっぱり誰かと一緒に歌うってなるとどうしても声が細くてちょっと気になっちゃったけど…でもとにかく可愛いし、エマの設定上可愛いというだけでお芝居に説得力が生まれるので、エマという役としての在り方はかなりよかったなー。

 

座席についてなんだけど、国フォCってこれまでに15回以上入ってるのに見やすかったとか見づらかったとかの記憶が一切なかった。記憶喪失?
昨日は1階21列11番入って、後ろだし端っこだしどうかな~と思ってたら全然ストレスなくよく見えた。段差結構しっかりあるよね。
目の前が男の人だったから頭被るかなと思ってたけど腰落として座ってくれたから全然被らなかったし…
塩田先生の指揮もよく見えたけど相変わらず元気で楽しそうに振ってて嬉しかった!!けどあれ最前の人はめちゃくちゃ気散るだろーなww

3/8 海陸山インライメモ

アーカイブ残らなかったし画録もしてないから記憶しておきたいことの覚書…

 

・かざんくん「横山賀三ゲームは栗ちゃんしか好きじゃなかった」草(ふーたも好きって言ってたけど)
・コメント「広井くん横山賀三ゲームのノリいけるの意外」⇒明石くん「…ってコメント来てるけど、ゆうとが一番うるさい!!」
・バスの座席とか明石くんと広井くんいつも隣にいる、ほんと仲いいよね(かざんくん談)
・コメント「広井くん謎に包まれてるのでなんかエピください」⇒かざんくん「ゆうとは~、めっちゃおもしろい。めっちゃいい人だよね」終わり(エピとは?)
・コメント「広井くん真面目で努力家って聞いたんですけど本当ですか?」(みんなそうやろ)⇒かざんくん「本当です!お稽古場でも歌とかダンスとか一番最後まで残ってやってた」
・(広井くんは)天然だよねって話の流れで⇒iPadを普通のボールペンで操作しようとして反応しないなあ~って言ってた。当たり前だよ。それ見てお…もしかして…?(天然?)ってなった(かざんくん談)
・コメント「楽屋の鏡前一番汚いの誰ですか?」⇒明石くん「かざんじゃない?」かざんくん「りょうやくんの方が汚くない?」明石くん「りょうやくんも汚いけどかざんはりょうやくんの1.25倍くらい汚い」
・コメント「氷帝で一番演じてるキャラと近いの誰ですか?」⇒かざんくん「これゆうとじゃない?俺ゆうとめっちゃ宍戸だなって思うんだけど」明石くん「うーーーーん……(あんまり納得してなさそう)宍戸なところもあるし宍戸じゃないところもある」
・コメント「広井くんの宍戸じゃないところ知りたい」⇒明石くん「ゆうとの宍戸じゃないところは舞台上以外全部」(宍戸さんなところないやんけ)
・コメント「好きなディズニーキャラはなんですか?」⇒かざんくん「(モンスターズインクの)マイク。目一つだけで生きられるのすごくないですか?」(ここで一番笑った。てかシンバじゃないんや)
・コメント「ユニバで好きな乗り物は?」⇒明石くん「ハリウッドドリームザライドの音楽がSMAPだったときがあってそれが好きだった」(そういやジャニオタって言ってたな…となった)
・(もう終わるタイミングで)りょうやくん(コメント)「俺は鏡前めちゃめちゃ綺麗です」⇒海陸山「さっきりょうやくんの鏡前綺麗って話してたんだよね〜」(してない)
・明石くん「じゃありょうやくんの鏡前は汚いということで!みなさんありがとうございました!」りょうやくん(コメント)「訴えます」 ~終了~

 

なんか全体的にかざんくんが広井くんのことめっちゃ好きで面白かった。
でも多分一番一緒にいるはずの明石くんがそんなに広井くんの話に乗っかってこないのも可愛かったし、明石くん花粉症で鼻むずむずするって言ってずっと鼻こすってたのも可愛かった(関係ない)
というかかざんくんがブラッシュアップライフ(ドラマ)の話出したら明石くんがかざんすごいな~俺怒られるの怖くて他作品の名前出せないわ…て言ってたり、関氷で好きな曲は?って話のときに「曲名出したらあかんで」みたいなこと言ってたりしてコンプラ意識◎で素晴らしいね……
あとかざんくんも明石くんも宍戸さんのことを呼び捨てにしててびっくりした(?)
コメント欄で鳳宍とか書き込んでる人いたのはほんとにやめてほしかった……。やっぱ二次元オタクって…まあ人のこと言えないけど…
海くんが何言ってたかを全然覚えてなくて申し訳ない。なんかずっとコメント読もうとか質問答えようとか言ってくれてて優しかったけど、慣れてない?のか結局あんまり読めてなくて可愛かった。

総括⇒24時間でいいからアーカイブ残してくれ!!